「VimWordPress」はpython3対応です!

※長い間この記事を放置してしまい申し訳ありませんが、現在このプラグインではWordPressの更新ができない状態になっています。(2019/08/04)


みなさん初めまして。skrby1です。
この記事はMacでVimを使っている人向けの記事になります。

はじめに

みなさんはVimをどんな事に使ってますか?自分は使いはじめてまだ半年ぐらいなのですが、
これまで頑張ってプラグインを作ってくれている皆さんに日々感謝しつつ、多大な恩恵を受けております。m(_ _)m

今日は「VimWordpress」というプラグインの紹介です。

これは簡単に言えば、Vimから直接自分のWordPressサイトの投稿のリストが見れたり、記事をアップできたりできるプラグインです。
最近のMacVimとかターミナルのvimとかは、python3にしか対応していないのがあったりします。(自分はそういうVimを使っています)
“Vim WordPress”でググると出てくるのは、「VimRepress」というのが有名みたいな感じなのですが、このプラグインはpython(バージョン2)にしか対応してくれていません。それで自分のVimでは使えないなぁ。と落胆していたのですが、なんと、やはりVim使いはさすがというかなんというか、、、
もう結論みたいな感じですが、この「VimWordpress」というプラグインは「VimRepress」のpython対応をpython3対応に修正してくれたものです!さすが!偉い!

インストールの方法

自分はプラグインの管理にNeoBundleを利用しているので、そちらを利用する前提で話をさせていただきます。それと、python3がインストールされている事も必須です。

「.vimrc」のNeoBundleの設定欄に以下を記述します。

NeoBundle 'MrPeterLee/VimWordpress'

そして、ホームディレクトリに「.vimpressrc」というファイルを作って、

[Blog0]
blog_url = http://skrby1.com/  (httpsにするとアクセスが上手くいかない場合があるみたいです)
username = ***********         (ブログのユーザー名)
password = ***********         (ブログのパスワード)
[Blog1]
blog_url = http://??????.com/
username = ***********
password = ***********

等と記述して保存します。

それと、

pip3 install markdown2

として、python3にmarkdown2をインストールします。
pythonには詳しくないので、ひょっとしたらpython3のみインストールされている環境の場合は、

pip install markdown2

でいいのかもしれません。
自分はpython2、3ともにインストールしていて、不安だったのでpip、pip3共にインストールしてみました。

実際の使用方法

過去に投稿した記事をリストアップする

:BlogList
:BlogList page NUM
:BlogList post NUM

引数がないと、投稿のリストを30件表示、
page/postで投稿か固定ページか選べて、後ろに数値があるとその件数分リストを表示します。
記事を選んで[Enter]を押すと記事が開きます。
[delete]を押すと記事をゴミ箱に移動します。

新規記事作成をする

:BlogNew post
:BlogNew page

postは投稿、pageは固定ページを作成します。

作成した投稿を保存する

:BlogSave draft
:BlogSave publish

draftは下書き、publishは公開です。
注意しないといけないのは、
:BlogListで記事を選ぶか:BlogNewで記事を作成するかしないと
このコマンドは使えないです。

ブログをプレビューする

:BlogPreview
:BlogPreview  local
:BlogPreview  publish

localだと作成中の記事をHTMLに変換して、ブラウザでプレビューできます。
publishだと、:BlogSaveを行ってからブラウザで確認します。
引数がないと、デフォルトでlocalになっています。
このコマンドも:BlogListで記事を選ぶか:BlogNewで記事を作成するかしないと使えません。

ブログを開く(バグあり!)

:BlogOpen NUM
:BlogOpen URL

これはバグで使えない感じになっているみたいです。
直にpythonのソースをいじれる人なら直せると思いますが、使わない方がいいかもしれません。

その他のコマンド

:BlogCode LANG         preタグを現在のバッファの最後に付け足すみたいです
:BlogSwitch INDEX      .vimpressrcのBlogの登録番号にブログを切り替えます
:BlogUpload FILE       ブログに画像や音声などのファイルをアップロードします

以上のコマンドは、Vimでコマンドラインに入力します。

あとがき

個人的にはMarkDown記法で文章はVimで書いて、一旦下書きでWordPressに保存したあと、画像のリンクやファイル配付用のショートコード(自分はそういうプラグインを使用しています)等はWordPressのエディタで作った方が、便利に使えるのかなぁというのが感想です。
でも使い慣れているVimで、文章を書けるのはかなりのメリットだと感じます!
やろうと思えば、Vimでそのまま投稿公開までいけるんだと思います。
VimRepress」がpython対応で使えなくて残念だった人は、ぜひ使ってみてください!

以上「VimWordpress」の紹介でした!
それでは!

1件のコメント

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